人口の高齢化に伴い、甲府市でも認知症の患者さんが増えています。ご自身やご家族の「もの忘れ」につき相談できる掛かりつけ医がいない方達のために、平成26年2月から「甲府市もの忘れ相談体制」がスタートしました。

 お年を取れば「もの忘れ」は誰にもありますが、「大事な物を度々失くす」、「大切な用事を何度も忘れる」、「人に会ったことや自分で電話したことを忘れる」、「外出しなくなり毎日ぼんやりテレビを見続けるようになった」、「だらしなくなった」などもみられ、生活に支障が出始めている場合は「病気によるもの忘れ」が疑われます。

 「病気によるもの忘れ」だった場合も、約20人に1人は早めに診断・治療すれば治ります。また万一アルツハイマー病など進行性の病気だった場合も、ご家族の適切な対応とお薬により、「もの忘れ」の進行を遅らせ、ご本人やご家族の負担を減らすことができます。

 ご自身やご家族の「もの忘れ」につき相談をご希望の方は、お住まいの地区を担当する地域包括支援センター『甲府市地域包括支援センター一覧』や、甲府市役所健康政策課(電話 237-5484)にご連絡ください。簡単なもの忘れの検査をさせていただき、詳しい診察が望ましい場合には「もの忘れ相談医」にご紹介いたします。

 「もの忘れ相談医」とは、「甲府市もの忘れ相談体制」に協力し、気になる方を診察させていただく、甲府市医師会に所属する医師です。『もの忘れ相談医施設一覧』に医療機関名・診察可能日などが記載されていますので、ご参考にして下さい。


もの忘れ相談を受ける方へのお願い

1… もの忘れ相談は、一般の患者さんの診察より時間が掛かります必ず事前にもの忘れ相談医の施設に電話して、受診日時をご相談ください(連絡なしに受診された場合、日を改めての再受診をお願いする場合もあります)。
2… 相談医施設の受診や地域包括支援センター・市役所高齢者福祉課へのご相談の際には、必ず「もの忘れが気になる方」の日頃の状況を把握している方の付き添いをお願いします(正しい診断にはご家族の情報がとても大事です)。