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急な病気やけがに役立つまめ知識小児救急部門

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急な病気やけがに役立つまめ知識

スポーツのケガと応急処置(出血がある場合)

血が出ると「大変だ!」とあわてるものですが、落ちついて処置することが第一です。頭や顔は特に出血量が多くて驚くかもしれませんが、たいていの出血はきれいなガーゼやタオルで強く圧迫していれば数分で止まるものです。

  すりきず(擦過創・さっかそう)

スポーツなどでよくあるケガですが、応急処置が適切だとそんなに心配する必要ないものです。


 
�傷口をきれいにする(水道水で傷口の泥や石、異物、汚れ、ゴミなどをきれいに洗います。その後、オキシフルなどで消毒するのがよい方法です。痛みがひどくて洗えないのならすぐに医者に診せます。そのままにすると感染するおそれがあります)
�消毒薬をつける(傷口を乾かすために包帯などは巻かずに、ガーゼを1枚あてておく程度にします)

 見るからに傷が深く、ひどい出血がある時は、清潔なガーゼやタオルで傷口を圧迫し、すぐにお医者さんにみてもらいます。軟膏や止血用の粉などを傷につけるとかえって悪くなります。

  切り傷(挫創・ざそう)

スパイクやスケート靴のエッジなど、先端が鋭くとがったものにぶつかることによって起きてきます。
 深い傷だと、皮膚より下にある筋肉や神経や血管といった組織にまで達してしまう場合もあります。そうすると感染しやすくなってしまいます。


 
�切り傷の上に無菌ガーゼをあてる。こうしてそれ以降の感染を減少させたり、なくしたりする。
�ひどく出血している場合は、手や弾性包帯などで圧迫する。ただし、血液の循環を止めてしまわないように気をつける。

 このまま医療機関にいき、洗浄、縫合などの処置を受けることになります。

  鼻出血

 いわゆる“はなぢ”のことです。
 人とぶつかったり転んだりして鼻に衝撃が加わった時に出血してしまうのです。こういう場合に生じる出血は、鼻の穴の浅いところで起きていることがほとんどです。


 
�鼻骨を骨折している場合もあるので、鼻が変形していないかどうかみる(触らないで、形の変化をみるだけ)
�変形していないようならば、出血しているほうの鼻を、鼻の真ん中にある壁・鼻中隔にむかって5〜10分ほど押し続ける。鼻からの血液が胃に入らないように少しうつむきかげんでいる。変形があるようなら、そのままできるだけ早く整形外科あるいは専門である「形成外科」のある病院へ。
�出血が�で止まらないようなら、やや大きめ、硬めに丸めた脱脂綿を鼻の中にちょっと痛いと思うくらいのところまで詰める。
 あとは、しばらく様子をみます。5分程度で「止まったかな」と脱脂綿を取るとまた出血します。あせらずしばらく安静にして鼻の上から軽く冷却します。頭の後ろを強くたたく人がいますが、効果がない上に危険もありますからやめましょう。

出血がひどければ清潔なガーゼやタオルで傷口を圧迫。5分程度は圧迫を続けよう