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急な病気やけがに役立つまめ知識小児救急部門

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急な病気やけがに役立つまめ知識

スポーツのケガと応急処置(RICEで対応できるケガ)


った、ぶつけた、ぶつかった、ぶつけられた、ひねった、引っ張られた、などで起こるケガはすべてRICEの対象となります。RICEは、内出血や腫れ、痛みを抑えるのに効果があります。ですから、特に、ネンザ、打撲、肉ばなれ(筋肉が強い力で引っ張られて起こる)などのケガには必要な応急処置となります。

  ネンザ
 足首や膝などに起こりやすいこのケガ。軽いケガにみられることも多いのですが、ひどいときは靭帯(じんたい)が切れている場合もあり、競技復帰に時間がかかることになりがちなケガです。特に足首は放っておくとクセになりやすく、最初のネンザの処置が大切と言われます。まずはRICE。それも短時間ではなく、ケガをした直後から夜眠るまで、時によっては一晩中眠らずにやります。そして整形外科医を受診しましょう。

  打 撲
 プレー中にキックされたり、転んだりしたとき、手や足を強く打ってしまう。「青くなっているのに後で気づいた」という程度ならいいのですが、ひどい場合は、歩く(動かす)ことさえできない、痛みで眠れない、これが打撲の症状です。
 受傷直後からRICEを行います。RICE後も患部を安静に保ちます。痛いからといって、直後にマッサージや指圧などは絶対にしないでください。かえって、ケガを大きくすることになります。痛みがとれるまでは安静を続け、自然に治るのをまちましょう。痛みがひどくなる一方だと、単なる打撲ではない可能性があります。いずれにせよ、少しでも不安なら整形外科医を受診することです。

  肉ばなれ

 受傷直後からRICEを行います。1〜2日間は安静と特に固定(圧迫)を続けてください。
 ふくらはぎの肉ばなれの場合は、RICE後も安静を続け、痛みがとれるのを待ちましょう。最低4週間のスポーツ活動の中止が必要とされます。
 ふとももの後ろ側の軽い肉ばなれは、RICEの後、2〜3日後から温湿布、ストレッチングなどを始め、約1週間後からジョギングが可能となります。ふとももの前面などの重症の場合、1〜4週間スポーツはできません。受傷後にしっかり安静と固定を行わないと、歩行も膝の曲げ伸ばしも不自由ですし、時に筋肉が硬くなり、膝の動きが悪くなることもあります。
 しろうと判断は競技復帰を遅らせることになりますから、いずれにしてもRICEのあとはきちんと診察を受けましょう。


ふとももの裏の肉ばなれの時は膝を曲げて、筋肉をゆるめた状態で冷やす。